第4章:兄妹の愛は海よりも深く?
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


それは、ある晴れた日のことだった。
ひょんな出来事から子供の姿になってしまったアリアン
元の姿に戻る手がかりを求め、サルタを散策中のことだった。

それは

−−−唐突に

−−−−−−訪れた。

イモムシ発見!

ふと前を見ると、放し飼いにしているペットのアンソニーの姿が。

おいおい、そんなとこに居たんかい?
まったく、エサ時までには帰って来いとあれほど言うといたのに・・・
あんまフラフラしとると、凶悪な密猟者に狙われるで?

と、少し呆れ気味に近づいて行ったら・・・


そこに・・・



彼女が居たのだ。

き、君は?!

アリアン「き、君は?!(驚愕)」

アリアン「って言うか・・・」



アリアン「あ、アンソニィィィィーーーーーっ!!!(涙)」


だが、アリアンにとって真に驚愕すべき出来事は・・・
愛ペットをいきなり無残にも撲殺されたことでも・・・
目当てであった絹糸を強奪されたことでも何でもなく・・・

君は・・・

目の前に立つ、この少女・・・

ま、まさか・・・

・・・い、いや

しかし・・・

ひょっとして・・・

ひょっとして・・・


ひょっとすると・・・

ハナコ?!

アリアン「ハナコか?!」


この赤い毛・・・ そして人を睨みつけるような険悪な目つき・・・

そう、忘れもしない・・・
10年前に生き別れた・・・
それ以来、行方も生死もつかめなかった・・・


我が最愛の妹ではないか!!(ががん)
※兄妹の契り!鯖を越えた交流はコチラ


ハナコ「・・・お、お兄さま??」



ハナコ「・・・生きてらしたのね(ちっ)」
アリアン「・・・今、舌打ちしたな?!舌打ちしたやろ?(睨)」

お兄さま!

ハナコ「そ、そんなことは些細な問題だわ!」
ハナコ「・・・ずっと、ずっと」
ハナコ「会いたかったわ!お兄さまぁ〜(涙)」

妹よ!

アリアン「何やちょっと前にすでに再会しとるような気もするけど・・・」
※冒険日記補足参照
アリアン「・・・探したで!この10年!!」
アリアン「そして、会いたかったぞ!妹よ!!(涙)」

タッタッタ

ハナコ「お兄さまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

テケテケテケ

アリアン「妹よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

タッタカタ〜

長かったこの10年・・・

平和な日常を突如切り裂いたオークどもの襲撃により、
離れ離れになってしまった兄妹・・・

互いの行方も生死も分からぬままに、月日は流れ、
しかし、一時とて忘れることのなかったその温もりを・・・


感動の再会に溢れる涙もとめどなく
熱き抱擁をかわすその瞬間が・・・


今!まさに!


ん?

まさ・・・に???


・・・って

必殺右すとれーと

げはぁっ!!(吐血)

・・・

・・・何故、殴る?(汗)

ひっくひっく

ハナコ「お、お兄さま・・・死んじゃった(涙)」
ハナコ「・・・う、うぅ・・・ひっく、ひっく(号泣)」


って、お〜〜〜い!!

うえぇ〜〜〜ん!

ハナコ「うわぁぁ〜〜〜〜〜〜ん!!!(泣きダッシュ)」

・・・お〜〜〜〜い

ぽつねん

アリアン「・・・・・・・・・。」



薄れゆく意識の中
アリアンは確かに妹のクスクス笑いを耳にした。

・・・ような気がした。

つづく


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