第1節:激闘の跡に
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


ホルトト遺跡・・・

つい先日のことだが、まるで昨日のことであったかのように思い出される。
悪の秘密結社ゴブゴブ団の陰謀を暴き、人知れず世界の命運を賭して戦ったあの日・・・
この地へとアリアンを導いた光の勇者ケロンは、こう言った・・・

ケロン「・・・ここに全ての秘密がある!」

しかし、全ての鍵を握るホルトト遺跡の主、バルン様は、
ゴブゴブ団の卑劣な罠にかかり、仲間同士であるにも関わらず、
剣を交えざるをえなくなったアリアンケロンを救うため
その、儚き命を散らした・・・
※ホルトト遺跡の激闘!詳細は コチラ

バルン様「わ…私はバルン…ア…アリアン…私は…あなたの…う…うぅ…バタ」

・・・そう、


・・・あまりにも無責任に

ここに全ての鍵が・・・

しかし・・・まだ諦めるには早い。

彼女は・・・死して何かを残そうとしたに違いない。
そう思えて仕方が無いのだ・・・

ほんの僅かな手がかりでもいい、
今のアリアンにとって真に必要なものは・・・

そう、希望なのだ!


と、そんなことを考えていたまさにその時だった。


バルーン「見つけたわヨ!アリアン!!!」

ぬ?!

アリアン「あ、貴方は!?・・・バルン様?!」

そう、見間違うはずもない・・・
あの日、儚くも命を落としたはずのバルン様が目の前にPOPしたではないか!

バルーン「違うわヨ!アタシはバルーン!!」
バルーン「お前達光の勇者のくだらない争いに巻き込まれて命を落とした・・・」
バルーン「姉さんの仇・・・取らせてもらうわYO!!」

と、思ったら人違い(?)だったらしい。
どうやら、彼女はバルン様の妹だったようだ・・・

アリアン「・・・ちゃ、ちゃうねん!!聞いてんか!!・・・アレには深い訳が!!」
アリアン「・・・ちゅうか、めっちゃ似てんな?双子か?」

バルーン「言い訳無用!!死になさい!アリアン!!」

焼けろ!

こうなっては仕方がない・・・

ワイもひとりの戦士・・・
それが、たとえ女子供老人であろうと
刃向かう者には容赦はしない!
血も涙もなく、けっちょんけっちょんに負かして己の無力さを思い知らせてやるのみ!

死にさらせ!!

どっか〜〜〜〜ん!

ぽとり

↑あぁぁ…ごろん…

・・・

バルーン「・・・見事ネ、アリアン・・・さすが姉を倒しただけはあるワ」
バルーン「・・・いいワ、教えてアゲル・・・貴方の知りたかったことを全て・・・」

な、何と?!
棚からぼた餅とはこのことか?!
喉から手が出たほど欲しかった真実が・・・今、まさに語られようと!!
希望に瞳を輝かせたアリアンの前で・・・
バルーンは、全てを語り始めた・・・


バルーン「…レッツ…サンドガリア…う…うぅ…バタ」

し〜〜ん・・・

アリアン「・・・・・・・・・。」

えーっと・・・

かくして、結局、何一つ謎が解けることもなく息絶えたバルーン
それも、姉妹揃って無責任なセリフを残し・・・


アリアン「・・・無理や・・・こんなネタ振り・・・絶対無理や(涙)」

しかし、泣いていても始らない・・・
停滞は何を生みだすこともないのだ。

彼女は言ったではないか・・・サンドリアに全ての手がかりがある!と
※言ってません。

なぁなぁ

そうと決まれば、行ってやろうサンドリア!

アリアン「なぁなぁ、サンドリア行くねんけど一緒にどぉ?」
アリアン「ウィンダス茶奢ったるで?」
ミスラ美女(・・・何このガキ?)

サンドへ!

こうして、アリアンは旅立ちの時を迎えた。
目指すはエルヴァーンの国サンドリア!!

果たして、かの地で彼の身に何が待ち受けているのか・・・

つづく


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