[:ゲルスバの秘宝
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


----------前回までのあらすじ----------

世界征服をもくろむ悪のオーク軍団
ウィンダス特務機関からの秘密指令を受けた5人のタルエージェント
ケロンセレスムラッチプルルン、そしてアリアン
任務を遂行せんと、敵の秘密基地への潜入に成功した5人であったが…
仕組まれた罠により、1人、また1人と数を減らす仲間たち

必死の逃亡劇の末・・・気がついた時には
アリアンプルルンの2人だけとなっていた・・・

光や!

アリアン「・・・・・・光や!!」
プルルン「どうやら追手から逃げ切れたみたいでふ♪」

必死の逃亡劇の末に辿り着いた地・・・

そこは・・・

温泉〜〜!!

アリアン「おぉぉ!!風呂や!!露天風呂や!!(ばばん)」
プルルン「きゅ、究極の美肌湯でふ!!つ、ついに見つけたでふよ!!」

ゲルスバの奥地に眠るとされていた伝説の秘湯がそこにあった。
さっそく持ってきたお風呂グッズを手に湯船へと飛び込む2人。

アリアン「あ・・・しもた・・・リンス忘れてしもた・・・悪い、貸してんか?」
プルルン「もう・・・忘れるなんてお間抜けさんでふねぇ・・・」
アリアン「潜水艦とかアヒルちゃんとか持って来たんやけど・・・うっかりしとったわ」

かっぽ〜〜〜ん

アリアン「はぁ〜〜〜〜ええ湯やなぁ〜〜〜〜〜♪」
プルルン「ほんと・・・生き返るでふ♪」
アリアン「これで、一緒に入ってんのがミスラの美女なら申し分なかったんやけど・・・」
アリアン「・・・お子様相手じゃ・・・ねぇ・・・(溜息)」
プルルン「でふふ!!??」

プルルン「・・・プルは大きくなったらそれはそれは見目麗しい金髪ミスラになるのに」
アリアン「結婚して下さい!」

・・・考え直してくれ

プルルン「・・・もう、何もかも遅いわ・・・でふ」
プルルン「貴方は・・・結局、何一つ私のことを理解してはくれなかった・・・でふ」
アリアン「し、知らなかったんだ・・・ミスラになると分かっていたら・・・もっと早く・・・」
プルルン「でも、貴方は私の見た目の姿に騙された・・・」
プルルン「本当に愛してくれているのなら・・・気付いてくれたはず・・・でふ」
アリアン「・・・もう、手後れなのか?だとすれば、この気持ちをどこにやればいい?!」
アリアン「君を・・・愛してしまった・・・この心を・・・どこに・・・」
プルルン「・・・・・・・・・もう、何もかも・・・手後れ・・・愛は、失われた・・・でふ」

カット!カットォ!!

ケロン「は〜〜い!カット!カットぉ!!」
ケロン「ダメダメ、そんな大根演技じゃ!ホントにアカデミー狙う気あんの?」

アリアン「け、ケロン?!・・・生きてたんか?!」
プルルン「はいっ!監督!!もう一度お願いしますでふ!!」
アリアン「え?・・・えぇぇぇ?!」


----------ヴァナディール人物伝一口メモ----------

『映画監督ケロン』
アカデミー映画監督。斬新な映像手法と奇抜なストーリー、有能な若手俳優のキャスティング等、 様々な手法を用いてヴァナディール映画界をリードする若き監督。代表作として「荒野の7タル」 「タルの惑星」「タールネーター3」「ガルカ戦線異常無し」などが挙げられる。最近ではテレビ ドラマ界にも進出し、月9で過去最高視聴率を記録した話題作「コロンの冒険」が記憶に新しい。

ケロン「ふふふ・・・ま、色々あってね。何とか死なずに済んだのさv」

宝寄越せ!

と、そんなこんなで死んだと思っていた勇者ケロンを加えて再び宝探し!
死した仲間の魂が宿った武器に、さしものオーク達ももはやタジタジ

アリアン「元シーフとしての直感が・・・宝があると告げている!ココや!ココにある!」
オーク・ド・フラミンゴ「くっ・・・渡すものか!これは・・・我らの代々守り継いできた宝!!」

宝発見!

そして、ついに・・・

宝発見!!


アリアン「・・・って、何やってん??(汗)」
ケロン「ふふふ・・・君も入りなよ。落ち着くよv」
プルルン「でふ!」

たるたるたる

アリアン「はぁ〜〜〜このフィット感がたまらんな〜〜♪」

アリアン「って、寛いでる場合ちゃうやん!!とっとと奪って、ずらからんと!!」
プルルン「・・・鍵がないでふ;;」
アリアン「・・・く、リビングキーは子供の姿じゃ使えへんし・・・どーすれば(汗)」

せっかく見つけたのに開けることもできない宝箱に歯噛みするアリアンであったが・・・

ケロン「大丈夫!僕に任せてよv」

じゅーーーーーーーーーー

アリアン「よ、溶接機?!(がびーーーん)」
アリアン「って、しかも何で懐にそんなもんが?!(ががーん)」


ぱかっ

ぱかっ

アリアン「あ、開いた!!開いたで!!」
ケロン「ふふ・・・まぁ、僕の手にかかればこんなもんさv」
プルルン「・・・侮れないでふ;」

と、オーク族の秘宝クーガーバグナウを手に入れ、凶器乱舞・・・もとい狂喜乱舞の3タル

その時!!

・・・今度こそ

ゴルゴ「・・・今度こそ・・・死ね!アリアン!!」

遠く離れたサルタバルタの大地から、アリアンを狙撃せんと必殺のトリガーが・・・


ハッ?!


直感で悟る・・・この弾道は・・・確実に脳天をぶち抜く・・・
避けるか?・・・いや、避けるとケロン殿に当たる・・・

ど、どうすれば・・・と考える時間は余りにも少なかった。
とりあえず近くにあったもので銃弾をガードするアリアン

・・・あべし

アリアン「・・・・・・あ」

凶弾は・・・何とプルルンの頚動脈を一発で打ち抜いていた・・・
吹き上がる血しぶき・・・これは、もう・・・助からない・・・

ケロン「・・・な、何てことだ・・・また、奴に1人殺られた・・・」
アリアン「って、血が・・・血が金色でっせ?!そこはツッコムとことちゃうんか?!(あせ)」
ケロン「金髪だからねv」
アリアン「あ、なるほど〜〜〜^^」

プルルン「そこ・・・納得するんじゃない、で・・・ふ・・・ぱたっ」

・・・安らかに

ついに・・・3人目の犠牲者が・・・
セレスムラッチに続き・・・
プルルンまでもがその儚き命を華と散らした・・・

アリアン「・・・許さへん・・・許さへんで・・・」
ケロン「・・・みんなの仇を討とう!」

発進!

ケロン「敵から奪った最新オークロボ!RX-78 DORAMI!!」
アリアン「これさえあればこんな基地のひとつやふたつ・・・即壊滅や!!」

アリアン「いくで!!」

かくして、ゲルスバ砦は、最新オークロボを奪った2人の少年により・・・
一夜にして壊滅させられる・・・。
この戦いにより・・・彼等は、ニュータイプと呼ばれるようになるのだが・・・
そのお話は、また別の機会にv


(ちゃんちゃん)



コマーシャル!
何と「Keron」で語られるALIAN外伝外伝!
真実は常に一つ!・・・君はどちらを信じる?



ケロン「・・・大人に戻る鍵ってどうなったの?」
アリアン「ばっ・・・そ、それは・・・言わへんお約束や!!(汗)」



つづく

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