こんにちは。今日も素敵な瞳で道行くミスラ美女のハートをガッチリげっと! ウィンダス一の伊達男。大英帝国もびっくり仰天な超絶紳士アリアンです。 今日も平和なウィンダスはぽかぽか春の陽気。 春眠暁を覚えたり覚えなかったりとはよく言ったもので、 こんな天気のいい日は、ぽっくりと道端でお昼寝なんかしちゃうと気持ちいいよね?(てへ |
英語で何やらよく分からないシャウトが飛び交ってるけど、やっぱりそれは春だから? /shout Alianが死んでます!誰かレイズしてやって下さい!!(直訳) あっははは♪何言ってっかわかんねーw日本語喋れw |
さて、ぐっすりと惰眠を貪った後は、外に出て軽〜く汗を流すことに 両手剣を振り回してクソ生意気なマンドラゴラをしばき倒すのって気持ちいい〜 と、清々しい気持ちでばったばったとマンドラゴラを撫で斬りにしていると 何やら真横から聞こえてくる歌声・・・ 歌のレッスン?と思いきや、どうやらここサルタバルタで路上ライブをしているらしい。 足元にはお金を投げ入れるための空き缶も置かれている。 が、その歌声は・・・ |
空き缶に投げ入れられたギルはほんの100ギル程度。道行く人々は横目でちらりと一瞥しては 眉をしかめて足早に通り過ぎるのみ。おそらくその100ギルも自分で最初に入れたものなのであろう。 可哀相だが、さすがに口が裂けても言うことはできなかった・・・ 彼の歌が、そう・・・ あまりにも・・・ アリアン「・・・うっわ、めちゃ音痴やん」 ・・・などとは。 ムラッチ「言ってるじゃないですか!ハッキリと!!う、うぅ(号泣)」 |
聞けば3日前からここでゲリラライブをしているらしい。 が、誰1人として立ち止まるものは居らず、それでも誰かに聴いてもらいたくて歌い続けているのだと言う。 まったく無駄なことを・・・(溜息) ムラッチ「溜息混じりに無駄とか言わないで下さい!!うわぁぁん(滝涙)」 彼の名はムラッチ、話によると歌手デビュー3年目にしてすでにCDシングル5枚 アルバム2枚をリリースしているらしいが・・・。うそ臭い、てか嘘だろう。眉ツバってか真っ昼間から夢でも見てんのか? こいつ。 ムラッチ「あの・・・さっきから思ってること全部口に出てるんですけど(汗)」 |
ムラッチ「・・・僕、歌手に向いてないんでしょうか?(涙)」 と、今度は涙混じりに語り出したではないか。 その身の上話たるや笑い話にもできない、惨澹たるものだった。 ---------------身の上話--------------- 5年前に田舎から上京し、歌手デビューを目指して始めた辛いレッスンの日々。そんな日々の最中に出会った 敏腕プロデューサーK、スターになることを夢見る青年にプロデューサーKはこう言ったという。 「君を演歌界のスターにしてあげようvオリコン1位も夢じゃないよ」と。 そして、男に言われるがまま歌手レッスン費500万を振り込み、CDを発売するものもまったく売れず・・・。 そうこうする間にプロデューサーKは姿を消し、夢を失いかけた時に発売された憧れのスーパーモデルの写真集 『リナ様なり〜』を買おうとしたら、偽物をつかまされ泣き寝入り。何度死のうと思ったことか。 しかし、自分の歌で必ず人々を感動させてみせると誓ったサルタの夕焼け・・・。 そう、田舎でひもじい思いをしている妻と子のためにも、僕は、僕は・・・ ムラッチ「って、聞いてないでしょ貴方!」 アリアン「え?あ、何?聞いてたよ?もちろん」 |
まったくこんなマイナス思考な歌手の歌が売れるハズがあろうか?いや、あるまい(反語) お節介だとは思ったが、ここで出会ったのも何かの縁。少し助言してやるのもやぶさかではない。 アリアン「歌ってのはやな、上辺だけ奇麗に歌おうとしても人の心は動かされへん!」 アリアン「魂や!!自分の想いを、家族への想いを、全てぶつけるんや!」 アリアン「心の叫びや!!ムンクや!」 そう、助言するうちについつい熱くなってしまうのは、ワイの悪い癖か・・・ 売れない歌手のムラッチを立派な歌手に叩き直してやるための修行が開始された。 アリアン「えぇか?片手剣で敵のHPをギリギリまで削ったらトドメはワイに譲るんや!」 アリアン「これは集中力の鍛練や!間違ってもトドメ刺したらアカンで?」 ムラッチ「はいっ!師匠!!やりますよ!僕はやります!!」 アリアン「よっしゃ!その息や!ええぞ!お前は凄い歌手になる!間違いない!!」 |
かくして、即席師弟コンビの苛烈なる修行は2時間にも及んだ。 師アリアンの伝えんとしたことは、弟子ムラッチにあますことなく伝わったようだ。 きっと、彼の名はヴァナディール歌手界に雷鳴の如く轟くことだろう。 ムラッチ「唄が・・・新しい唄が、す、すごい!インスピレーションが湧いてきましたよ!」 新曲「僕はムラッチ!夜の帝王♪」 作詞/作曲:村父 アリアン「うっは・・・ぜってぇ売れねぇ」 ムラッチ「えぇぇ?!(がびーん)」 |
さて、お目出度い音痴歌手のおかげで、当初の予定より早く100匹斬りが達成できた。 後はこの血濡れた暗黒剣を持って、かの暗黒騎士ザイドの待つベドーへと赴くだけ。 ククク・・・クソ面倒な100匹斬りやったが、何のことはなかったな。ゲハハ!ゲハハハ! ムラッチ「・・・と、突然気味の悪い笑い方しないで下さいよ師匠!(汗)」 アリアン「あ?何やまだ居ったん・・・あ、いやいや、ちょっと思い出し笑いを。」 |
ザイド(亀)「・・・よくぞその暗黒剣の持つ業に耐え切った。見事だアリアンよ」 と、何気なく入りこんだ民家で、思いがけない形でザイドと再会することとなるとは、 数週間前、ツェールン鉱山で出会った時には考えもしなかった。 てか、前に会った時は確か、間違いなく、ガルカだったような気がするんだが・・・ どこをどう見ても・・・ 間違うことなく・・・ |
亀?!(どぎゃーん) ザイド「いやぁ、転生に失敗しちゃってねぇ。気が付いたら亀になってたんだわ(照)」 アリアン「・・・まぢッスか?!(汗)」 |
ザイド「まぁ、そんなことはどうでもよいことだ。」 と、おもむろに剣を抜く暗黒騎士ザイド そう、暗黒の技とは一子相伝の禁断の技。親は子へと、師は弟子へと、その技を死をもって伝え 語り継ぐ。むろん技を受け継ぐに値しない者には死あるのみ。生と死をかけて学び取ることこそが 暗黒剣の極意! ザイド「ゆくぞアリアン!暗黒剣最強の技!見切れなければ死あるのみ!」 ザイド「超えてみせろ!師を!!食らえっ!!」 アリアン「そ、その構えは?!く、九頭竜・・・って、分身?!(がびーん)」 |
襲いくる師ザイドの暗黒剣。しかし、亀になったザイドに往年のスピードはない! アリアン「その技、見切ったり!!」 ザイドの攻撃、ミス! |
ザイド「み、見事だ・・・アリアン・・・・・・よくぞ、我が渾身の一撃を・・・(ぱたっ)」 血を流し崩れ落ちるザイド 今、ここに暗黒騎士最強の伝説を築き上げた漢が倒れ・・・ そして・・・ |
アリアン「ち、力が、力が溢れる!こ、これが暗黒のフォース?!」 そして、最強伝説は次なる世代に継承される。 暗黒騎士アリアンの伝説が、この時幕を開けたのであった。 アリアン「まぁ、所詮はモンクのサポやけどなー」 ザイド「・・・お、オレは無駄死に・・・なの、か・・・(がくっ)」 つづく |
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