俺の名はドドモス。 ウィンダステレビに勤めるディレクターだ。 横に居るチビっこいのは俺様の助手ロンテ・オンテ 細かいとこまで気が利くいい奴なんだが、トロっちいのが玉に傷だな。 とまぁ、そんなことはどうだっていいんだ・・・ 手がけた作品は軒並み好視聴率を獲得し、同僚や他局の連中からも凄腕と恐れられるこの俺だが・・・ そんな俺にもどうにも許せないことがある。 遅刻だ! それも撮影時間に遅刻してくる奴だけは絶対に許せねぇ! 今日は人気番組としてお茶の間に人気の 「ぶらりヴァナ・ディールの旅」の撮影日なんだが・・・ 肝心のレポーターの奴が撮影5分前になってもまだ来てないと言いやがる! この俺の番組をコケさせる気か?!あぁ?ふざけてんなよ?(怒) |
ロンテ「あ、あの・・・ドドモスさん(おどおど)」 ドドモス「ドドモスじゃねぇ!ディレクターって呼べっつってんだろ!何度言や分かる!」 ロンテ「す、すいませんドドモスさん!!えと、今モンチーさんからTellがありまして・・・そ、その・・・何だか、空港で 事件があったらしくて足止めを食らってるそうです(汗)」 ドドモス「馬鹿野郎!知るかそんなこと!!」 ロンテ「え?!えぇぇぇ?!」 ドドモス「いいか!たとえ空港がテロリストに乗っ取られようが、飛行船が墜落しようがハイジャックされようが・・・ そんなことが遅刻の言い訳になるハズあるか!泳いででも来いって伝えとけ!!(ずがん)」 ロンテ「そ、そんな無茶な・・・そ、それに今から泳いで来たんじゃ撮影時間に間に合いませんよ(焦)」 ドドモス「んじゃ、代わりの奴探せよ!どっかに居るだろ?似たよーな顔した奴なんざよ」 ロンテ「んな?!そ、そんな簡単にそっくりさんが見つかるハズが・・・(滝汗)」 ロンテ「・・・・・・って」 |
ロンテ(居たよ) |
アリアン「ワイに用があるって何なん?」 ドドモス「でかしたぞロンテ!さすがは俺様の助手だ!!オイ!そこのお前!」 アリアン「だからいきなり何やねん・・・態度デカイやっちゃな・・・」 ドドモス「4分後に撮影に入るぞ!用意しろ!」 アリアン「さ、撮影て・・・ちょっと待て、意味分からんし・・・何でワイが・・・」 ロンテ「すいません・・・ちょっと役者が来れなくなったんで代役をおねg・・・」 ドドモス「ぐだぐだぬかすな!説明してる時間なんてねぇんだ!ほら! これに着替えて!台本は着替えながら、3分でセリフ覚えろ!いいな!」 アリアン「って、な、何を無茶苦茶なこと言うてんねん!ってコラ!勝手に脱がすな!!」 ドドモス「3・・・2・・・1・・・」 アリアン「ちょ、ちょい待っ・・・な、何で・・・ってしかも生放送かよ!?」 ドドモス「Q!スタート!!」 |
(滝口順平さん調で(笑))
「今日はモンチーさん、ミスラの故郷 常夏のカザムを訪れたようです。 おやおやモンチーさん、落ち着きがありませんねぇ 飛行艇に酔っちゃったんですか?」 え、えと・・・その、何だ・・・ いったい何が何やら・・・ 「初めての飛行艇に興奮しちゃってるようです。 でもセリフ忘れちゃ駄目ですよ。」 |
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「カザムは海に面した村 お魚好きのミスラの故郷だけあって、 いっぱいお魚が泳いでますよ」 お刺し身にしてワサビ醤油で食べたいなぁ。 ・・・おいしそう 「モンチーさんはホント食いしん坊ですねぇ でも食べるのは仕事が終わってからにしましょうね^^」 ってか、これ・・・イエローグローブやねんけど・・・ | ||||||
「おや?モンチーさんが分身しちゃいましたよ どっちが本物のモンチーさんでしょう? 見分けが付きませんねぇ」 って、オイ!喧嘩売ってんのか! 猿とワイを間違えんなやゴラァ!! 「冗談じゃないですかモンチーさん・・・ そんなに怒らないで下さいよー」 |
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カザムなのにエルバーンがいますよ。 どうやら宗教を広めに来ているようです。 神様神様てキチg・・・し、仕事熱心ですね。 「モンチーさんにも見習って欲しいですねぇ ちゃんとお仕事して下さいね?^^」 ム、ちゃんと働きますよ! | ||||||
こんなところに水飲み場がありますよ。 どうやら湧き水をこうやって溜めているようです。 真夏の暑い日には思いっきり飛び込んじゃいたいですね。 ヒンヤリして気持ちよさそう。 「水はとっても冷たそうですよ? 風邪引かないように注意して下さいね。モンチーさん^^」 つか、泳ぐほど水深ないやんけ・・・ |
ウサギを飼ってる民家を発見しちゃいました。 ぶくぶく太らせて丸焼きにして食べちゃうのかな? ご馳走してくれないかなぁ。 「もう・・・また食べることばかり考えて 食い意地だけは人一倍ですねぇ。。」 炎クリで調理するとグリルが出来るんですよ。 あれ、美味しいんですよねぇ。 | |||||
「おや?モンチーさん今度は民家の中へ 勝手に入って怒られちゃっても知りませんよ」 ぞ、族長!大変ですにゃ! あのクソタルがまた懲りずにのこのこやって来ましたにゃ! あ、うわ・・・ヤベ 「ほらほら、やっぱり怒られちゃいましたよ。」 | ||||||
アンタ、族長のこと好きとか言っといて・・・ ウィンに別の女囲ってるそうじゃないの? いい度胸してんじゃない? い、いや・・・違うんや・・・そ、その あの女とはそーいうんやなくて・・・ワイは族長のことが一番・・・ 族長は軽い男は嫌いなの?知ってた? 散々口説き台詞吐いといて浮気してました。 じゃ、どうなるか分かってんでしょーね? 指の1本や2本は・・・ | ||||||
「おやおやモンチーさん、痴情のもつれから 大変なことになっちゃいましたよ?」 って、馬鹿野郎!何を普通にナレーションしてやがんだ! カメラ止めろ!!クソっ!俺の番組滅茶苦茶にしやがって、 タダじゃ済まさねぇぞテメェら!おいっ!カメラ止めろっ つってんだろが! 「ちょ、ちょっとドドモスさん!落ち着いて下さいよぉ」 | ||||||
ドドモス「いいからテメェらそこに並べ!たたっ斬ってやる!」 ミスラA「外野は黙ってな!これはウチらとこのクソタルの問題なんだ!」 ミスラB「そうさ!ガルカは家帰って肉でも食って寝てな!」 アリアン(・・・い、今のうち今のうち・・・コソコソ) ドドモス&ミスラ「逃げんなやゴラァ!!」 ロンテ「勝負は三つ巴の様相を呈してきましたよ。いったい誰が勝つんでしょうねぇ」 ドドモス「だからナレーションやめろっつってんだ!テメェは黙ってろ!!」 ロンテ「あ、あゎゎ・・・」 |
キャスター「えー、番組の途中ですが、ここで緊急ニュースをお送りします。」 キャスター「今先ほど、ジュノ国際空港にて国際指名手配中であった村 父夫(30)容疑者の身柄が拘束されました。 村父夫容疑者は犯罪組織ケロリオーネファミリーの幹部として知られており、合法ドラックと偽って猛毒の毒タルコダケ を一般家庭へと訪問販売していた容疑で指名手配されていましたが、先ほど、空港内でジュノ市警により身柄が拘束されました。 明朝、ジュノ市警よりウィンダス連邦警察へ身柄の引き渡しが・・・」 つづく |
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