今日も今日とて憧れのあの人に(懲りずに)熱烈にアタックするアリアン君 隣のガルカが魚を捌きながら「・・・また来たのか」と呆れ気味に呟いているのが耳に入るが気にしない。 ミスラ「アンタも懲りないねぇ・・・そんなにアタシが好きなのかい?ま、言い寄られて悪い気はしないもんだけどサ。 いい加減諦めておくれでないかい?悪いンだけどさ、アタシは潮の香りのする海の男が好みなもんでね。」 ※そんなキャラではありません。 |
アリアン「ワイは海賊王になる男や!(どどーん)」 隣のガルカ(・・・コイツ・・・・・・アホだ) ミスラ「そうさね・・・海賊王も悪くないかもしンないけど、やっぱ男なら釣りを極めてないとね。 師範クラスになって出直しとくれ。そしたらアンタを1人の男として見てあげるよ。」 アリアン「ホンマか!結婚してくれるんか!!」 ミスラ「それはアンタ次第さ。そうさね、リュウグウノツカイにオオイトウ、それにタキタロ、ケーブヤピー。 伝説級の魚をそれぞれ1万匹アタシにトレードしてくれたら考えてあげる。」 アリアン「ホンマか!ホンマにホンマか!!」 ミスラ「あぁ、ホントにホントさ。嘘は言わないよ。」 アリアン「ほしたら待ってろよ!1万匹でも10万匹どんとこいや!世界釣ったる!」 ミスラ「せいぜい頑張りな。」 アリアン君が釣りにハマったのには実はこのような理由があった・・・ か、どうかは定かでないが。 勢い勇んで街へ戻ったアリアン君が目にしたものは・・・ |
ゴースト「ギブミーチョコレート!プリーズ!プリィィィィィィズ!!」 タルっ子軍団「トリートスタッフ!トリートスタッフ!トリィィィトスタァァァァッフ!!」 アリアン「な、何や?!何なんや?!(びくぅ)」 何だかよく分からないが街中なのにモンスターが・・・ そしてそれを目の色を変えて追いかけている群衆・・・ ・・・なんだろうこれは ・・・・・・ひょっとして、これが噂に聞いた アリアン「裏世界やな!」 女「いや、裏世界違うし」 |
愛らしくも純粋無垢な少年の夢を無残にも打ち砕く発言とともに現れたのは・・・ そう、その昔セルビナで出会った綺麗なお姉さんだった! ルビィ「ふふふ、お久しぶり♪今日はハロウィンの日なのよ、ほら? 街中にお化けの扮装をした人たちが居るでしょ?彼らにお菓子を渡したらとっても素敵なアイテムが貰えるのよ♪^^」 アリアン「扮装・・・って、明らかに空飛んでんやけど(汗)」 ルビィ「タルタルが肩車してるのよ、下にいる子はインビジかしら? さすが魔法の国、ウィンダスは一味違うわよネ^^」 被り物としても背中にもどこにもチャックが見えないのが気になるが・・・世の中知らない方が幸せなことだってある。 ・・・ここはあえて気にしないことにしよう。 |
そんなこんなで、善は急げ、だ! アリアン「さっそくアイテム貰いに行くで〜!!」 ルビィ「頑張ろ〜〜〜♪><」 ルビィ「って、お菓子持ったの??ちょっと待ちなさ〜い!」 アリアン「楽勝や!!」 ※アップルパイをくれたルビィ君に感謝! |
さっそくターゲット発見!! アリアン「なぁなぁ!アイテムちょーだい♪」 黒エル「オ菓子下サイ・・・オ菓子ヲ下サイ・・・(お菓子をトレードしたらアイテムをあげるってイベント告知に書いてあっただろ、 理解しろよなホントに・・・)」 Alianはリトルワームをトレードした。 黒エル「アリガトウ・・・代ワリニコレヲアゲマsy・・・って、リトルワームやんけ!!」 アリアン「ええやんけ、堀ブナもザリガニもそれがおやつや。」 黒エル「・・・甘クテ人ガ食ベレルモノジャナキャ受ケ付ケネェヨクソヤロウ」 まったくお話にならない。この黒エルの中の人は子供の夢をブチ壊す悪い奴だ。いつかシめよう・・・と、固く心に誓いつつ・・・ |
次なるターゲットを発見! アリアン「アイテム寄越せ!さっきガングロのエルが居ったんやけど話にならんねん。」 骨「オ菓子ヲクレタラ、アイテムアゲマス・・・(居るんだよねぇ、こーいうこと言うお子様が絶対1人は・・・)」 アリアン「なぁなぁ、ちょーだいや!えーやんか減るもんちゃうしー」 骨「減るんですってば!・・・って、トレードシテクレナキャダメデス!ダメ!」 お祭りなのにケチな人ばっかでつまらないアリアン君。 アイテムをタダでくれる人を探して探して扮装したアンデットの人を追い掛け回しているうちに・・・ ・・・気が付けば |
船?! おぉ!何だかよく分からないけどウィンダスの街中と違って、探さなくてもいっぱいアンデットの人達が居る! アリアン「なぁなぁ、いい加減諦めてブツ寄越せや・・・しまいにゃイてまうぞ?(怒)」 船ワイト「・・・コロス」 |
ズッガーーーーーッン!! CrossBoneの攻撃!Alianは50のダメージを受けた。 アリアン「痛っ!痛ぁっ!!な、何すんねんっ!殺す気かっ!!!(半泣)」 船ワイト「・・・シネ」 |
アリアン「そぉか・・・そーいうことか!アイテム欲しかったら力ずくで奪えっちゅうことか!! えぇぞぉ、そゆほうが分かりやすくてええ!!かかってこいや!!(どがーん)」 船上は他の乗客で阿鼻叫喚の生き地獄であったが、これもハロウィンイベントの趣向なのだろう。 アイテム欲しさに向かってくる骨どもを殴っては捨て、拾っては投げ・・・激闘は朝まで続いたと云ふ。 ・・・そして、長い戦いの末に ついに |
アリアン「わぁ〜い♪カボチャ帽子とコウモリ杖げっとーーー♪」 無邪気に喜ぶアリアン君。 しかし、海賊はそのアイテムは落とさないぞ?! どーやって手に入れたんだアリアン君?! 謎を残したまま・・・ハロウィンイベントは終幕を迎える。 後日、船上で海賊に襲われて気絶した人がセルビナ警備隊へ被害届けを提出する。 何でもハロウィンイベントで入手したアイテムを何者かに奪われた、とか・・・ 結局、犯人は未だに捕まっていない。 つづく |
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