ここギデアスはヤグヤグ教の聖地として、日々大勢のヤグード達が参拝に訪れています。 不治の病に冒された母の快癒を願い・・・ はたまた醜いタルタルどもを一掃し、サルタバルタに平和が訪れることを願い・・・ 夫婦の仲が上手く行くことを願い・・・ あるいわ、ヤグード国立大学の入学試験合格祈願のため・・・ 真摯に神へと向かいあい、称え、崇めて、日々その信仰心に磨きをかけてゆくのです。 そう、全ては楽園への扉へ一歩近づくため、 そして・・・絶対神ヤグヤグ様ご光臨の日を夢見て・・・ 祈りを捧げるのです。 そして、そんなある日のこと・・・ ヤグード達の願いがついに届いたのか・・・この聖地に ついに・・・ |
神が光臨したのです!! |
ヤグ信者A「ク、クケェ!な、何て神々しいお姿クケー!」 ヤグ信者B「ケケケ!心が洗われるようですわクケェ!!」 神「ふっふっふ、まぁそう慌てるな・・・サインは一人づつ並んでな」 神「ちゃんと全員分書いてやるから心配するな(゜Д゜)y-。oO」 ヤグ信者C「コケェ!な、何てお優しい御心なのでしょうコケェ!」 ヤグ信者D「我らヤグードをお導き下さい〜〜〜クルック〜!」 神「ハッハッハ!愛い奴愛い奴・・・苦しゅうない苦しゅうない」 神「とりあえず、神は生け贄を所望じゃ、オイ、そこのお前!」 ヤグ信者E「ケケ?わたくしですか?な、何でしょうケケ?」 神「ウィンダスが近くにあるだろう?ちょちょっと行って生け贄を2,3匹連れて来い!」 ヤグ信者E「い、生け贄ですか?醜いタルタルでよろしいのでしょうケケ?」 神「このバカチン!ミスラだ!活きのいいのを連れてこい!もちろん生きたままだ!」 ヤグ信者E「あ、あの猫もどきの凶暴な奴等をですケケ?」 神「なるべく銀髪の奴な?赤毛でもいいけど・・・あとなるべく色っぽいのを・・・(以下略)」 |
ヤグ神官「みんな、騙されるな!!」 神「ぬ?何奴?!」 ヤグ神官「その男は上様・・・もとい、神様の名を騙る不届き者!!」 ヤグ神官「よく見てみろ!ただの不細工なヒューム男じゃないか!!」 ヤグ信者達「う、うぅ・・・言われてみればそんな気も・・・」 ヤグ信者達「ど、どっちの言うことを信じればいいクケェ・・・(悩)」 ヤグ神官「惑わされるなお前達!見てみろ!この貧相な面構えを!!しかもチビだし!」 ヤグ神官「我らが神ヤグヤグ様はもっと凛々しくてマッスルバディーをしておられるわ!」 神「・・・うぬれ、言わせておけば好き勝手言いおってからに(怒)」 神「しかも、言うに事欠いて、チビだと・・・ひ、人が気にしてることを・・・(怒怒怒)」 |
ヤグ神官「ぐ、ぐはぁ・・・つ、強い、コイツ・・・偽者の分際で・・・う、うぐ・・・」 神「ククク、大人しく我を神だと信じておれば死ぬこともなかったろうに・・・」 神「哀れよな・・・賢くなければ人は生きて行けぬ」 神「強くあらねば信念を守ることすらままならぬものよ」 ヤグ神官「お、おのれ・・・」 神「って、何だよぅ・・・ジーロットミトンなんかいらねぇって・・・」 神「モンスシグナ落とせよー、まったく・・・時間の無駄じゃんかぁ(ぶつぶつ)」 ヤグ神官「・・・き、貴様、いったい何を言って・・・」 神「これから死に行く者に語ることなどない!(ザシュッ)」 ヤグ神官「ぐ、ぐぎゃぁぁぁぁぁぁーーーー!!(バタッ)」 |
チュ・ブズ「落ちたか・・・"心網"を乱したな、未熟者め・・・(何)」 チュ・ブズ「ンンンン、ンンン・・・ンーンンン・・・(以下略)」 神「・・・お?何だお前?ひょっとしてNM?(嬉)」 どか ・・・ばき ・・・・・・ぼこ チュ・ブズ「ゲフッ・・・バタ・・・(死)」 神「・・・って、パラナシールド?いらねぇし・・・ったく、期待させやがって(捨て)」 |
イー・モング「哀しき戦士の声を感じるか・・・」 イー・モング「じき日が落ちるというのに・・・爾今のギデアスは・・・」 チャキン!(抜刀) イー・モング「いささか・・・」 ジャキキーーン!(不意打ち) イー・モング「・・・荒れそう・・・」 ザシャァッ!(袈裟斬り) イー・モング「・・・って、ゲハァっ(吐血)」 神「アスピルナイフ・・・ん〜〜〜使えそうにないな・・・(落胆)」 |
ヤグ神官「貴様ぁ!神の名を騙り仲間達をよくもぉ!!」 神「なぁに・・・騙されない方が悪いのさ・・・お前もヴァルハラに行きたいのか?」 ヤグ神官「この命と引き換えても・・・貴様は生かして返さん!!」 神「ごたくはいいからバードホイッスル寄越せやゴラァ!」 ヤグ神官「今ここに見せてやる!ヤグヤグ教最強の技!奥義!」 ・ ・ ・ つまりは、ギデアスでNM狩りをしたというお話。 −次回予告− 男は、そう・・・旅立たねばならぬ時がある。 困難に打ち勝ち、何かを手に入れねばならぬ時がある。 死を覚悟し、魔境へと旅立ったアリアン・・・ 全ては愛する者のために・・・ 死んだはずの旧友とのまさかの出会い!そして別れ 絶海の孤島に取り残された男と女!その運命やいかに?! 燃え尽きようとするその命の炎に抗い、老人は彼に何を伝えようとしたのか?! 次回『ある冒険家の旅立ち〜最果ての地に男は何を見た?!』 乞うご期待 2003/1/18 |
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