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第４節：獅子の王国
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。

灼熱のバルクルム砂丘を抜けると･･･
そこは、羊たちの楽園ラテーヌ高原。

見えない何かに引き寄せられるかのように一路サンドを目指すアリアン
サンドリアまでは後少しの道のりだが、ここで気を抜くわけにはいかない。
そう、遠足は家に帰るまでが遠足！
まぁ、ここまで来りゃーー余裕だね（ふふん）

と、あっさり気を抜いたその矢先！

オーク「おぉっと･･･小僧！ここを通りたければ有り金全部置いてきな！」

アリアン「イヤや！」
オーク「即答かよ！」

こんなところで、まさかあの噂に名高きラテーヌのかませ牛に捕まってしまうとわ！
何てツイてないんだ･･･このまま成すすべもなく有り金を全て奪われてしまうのか？！

オーク「･･･って、誰がかませ牛だ！！」

アリアン「･･･あっ！！！向こうに超ハイレグのオーキッシュフォッダーが！！」
オーク「な、何ぃ？！」

Alian のとんずら発動！

アリアン「アホが見ぃ～～～る！！」

オーク「あっ！！騙したな！！卑怯だぞ！！」
オーク「クソぉ！！次会った時は覚悟しろぉぉーーーーーーっ！！」

ふ･･･負け犬はよく吠えるね

しかし、子供の身にとんずらはいささか負荷がかかり過ぎる･･･
大人の姿であれば軽くラテーヌを横断できるのだが（ぜぇはぁ）

ホラ岩で少し休んで行くことに。

そして、ラテーヌを抜け･･･ついにサンドのお膝元、西ロンフォールへと到達！
と、目の前にまるでアリアンを崇めるかのように畏まるガルカ戦士が一人･･･

ガルカ戦士「･･･お待ちしておりました。大魔術師アリアン様」

アリアン「うぉっ！！ハゲやっ！！」
ガルカ戦士「うぅぅ、気にしてることをズパっと言わないで下さいよぅ（涙）」

アリアン「･･･そ、そか、そら悪かったな（汗）」
アリアン「ワイの友人に腕のいいカツラ職人が居るんや。しかも名取り」
アリアン「ちょっと紹介状書いたるから、行ってきや？」
アリアン「絶対バレへんナチュラル指向やから安心や！」

ガルカ戦士「あ、ありがとう！行ってくるよ！！」
ガルカ戦士「オレ･･･今度こそ生まれ変われそうな気がする！！」

と、ガルカ戦士と別れを告げて、道を急ぐアリアン

ん～～、イイコトをした後は気持ちがいいね！
このまま何事もなく、ええ気分でサンドリア到着かいな～～♪

と、思ったのも束の間･･･

ゴボボ「へっへっへ！兄貴ぃ！金持ってそうなタルが歩いてますぜ！」
ゴブブ「げへへ、オレ達ゃツイてる♪今日はウサギの蒲焼きだな♪」

く、くそぉ･･･今日はどこまでツイてないんや･･･
まさか、あの悪名高き賞金首ゴブリンブラザーズに見つかってしまうとわ！！
大人の姿であれば･･･かろうじて勝てたかもしれなかったが、
今やり合えば、よくて相打ち･･･どうする？

ゴブブ「悪いことは言わねぇ！怪我したくなけりゃ、大人しく出すもん出しな！」

アリアン「･･･ふふ、ふふふふ」
ゴボボ「て、てめぇ！！何が可笑しい！！！（怒）」

アリアン「これでも食らえっ！」

Alian は、忍術煙玉を使った！

ぼわわ～～～んっ！！

ゴブブ「う、うおっ？！」
ゴボボ「や、野郎！何しやがった！！」
ゴブブ「く、くそ！これじゃ前が見えねぇ！！」

･･･ちょろいもんや
ジラートを待つまでもなく忍術皆伝のこのワイにかかりゃーこんなもんや！
逃げ足だけなら誰にも負けへんわ！！（えばり）

と、そうこうしていたら、ついに！
目の前に姿を現したのはサンドリアの城門！

長かった旅の終着点が今ようやく！

ついに、ついに･･･サンドリアに到着！！

思えば長い道程だった･･･
襲い来る数多の強敵達と剣を交え
傷だらけになりながら進んだ旅路
何度も挫けそうになった･･･諦めて倒れそうになった･･･

しかし･･･どんな逆境に立とうとも･･･

ワイの･･･

ミスラを愛する心だけは折れはしない！（どどん）

アリアン「結婚して下さい！！」

銀髪ミスラ「･･･はいはい、また今度ね（流し）」

恋破れてサンガリア･･･（涙）

こうして、アリアンのサンド旅行は徒労に終わった･･･
果たして彼に明日はあるのか？！

つづく

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