第5節:約束の地へ
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


私の名前はジョアンナ=ビビリアンスキー(20)
バストゥーク大統領府で、とある高貴な方にお仕えしていたの…

でも、ほんのちょっとした好奇心から・・・覗き見てしまった裏取り引きの現場
そう、あれ以来、私は悪党に命を狙われる身となったのです。

私って薄幸の美女・・・

追手から逃れるために身分と職業を偽り、各地を点々とする日々
昼も夜も一瞬とて気の抜けぬ毎日に、私は心身ともに疲れ果て
そして、ついには生きることさえも放棄しようと考えたのです・・・

ですが、そんな私の境遇を哀れと思ったのか・・・
司教様が救いの手を差し伸べてくださったのです。

・・・祈りなさい

司祭様「ジョアンナよ、祈りなさい・・・」
司祭様「大いなる神の御心を知らんと欲すれば、自ずと救いはもたらされよう・・・」
司祭様「自ずと・・・な、クク、クククク・・・」

あぁ・・・司祭様♪

ジョアンナ「あぁ・・・司祭様♪心が洗われるようです♪(うっとり)」

そして、私は大いなる神に仕える修道女となり・・・
こうしてここで毎日祈りを捧げています。

もう二度とあんな怖い目には会いたくない・・・
ここでこのまま静かに、あの男の影に怯えることもなく、
神と司祭様に仕えていることができれば・・・それで・・・

な、何?!このプレッシャーは?

それで・・・


・・・・・・・・・っ?!

どこかで会ったような・・・

アリアン「なぁなぁ、ちょっと道教えてもらってもええ?」

こ、この顔・・・この声・・・
ま、間違いない・・・あ、あの男に瓜ふたつだわ?!(焦)

アリアン「えっとな?見張り塔ってどこにあるか知らん?」

って、しっかりしなさいジョアンナ!
あの男がここに居るわけないじゃない!
だいたいどこをどう見たって子供だし!!
ば、馬鹿ね私って・・・(安堵)

アリアン「ちょっと約束あって行かなアカンねんけど、道分からんくて困ってんねん・・・」

・・・ハッ?!
ひょ、ひょっとしてあの男の息子?!
お、親子二代に渡ってこの私の命を執拗に付け狙うつもりなのねっ?!

アリアン「・・・そんでな?どっち行ったらええのん?西?東?」

い、イヤァァァーーーっ!!助けて司祭様!!
私、まだ死にたくない!!!(号泣)

アリアン「聞けやゴラァ!!(怒)」


そして・・・


----------西ロンフォール北西見張り塔----------

うきうき
↑遅い・・・

そう、今日この場所にあの男がやってくる…サーバの壁を越えて…

わくわく
↑・・・にしても、遅すぎる・・・


いったいアリアンはこの見張り塔で誰を待っているのだろうか?!

運命は、もうすでにそこまで・・・

つづく


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