私の名前はジョアンナ=ビビリアンスキー(20) バストゥーク大統領府で、とある高貴な方にお仕えしていたの… でも、ほんのちょっとした好奇心から・・・覗き見てしまった裏取り引きの現場 そう、あれ以来、私は悪党に命を狙われる身となったのです。 |
追手から逃れるために身分と職業を偽り、各地を点々とする日々 昼も夜も一瞬とて気の抜けぬ毎日に、私は心身ともに疲れ果て そして、ついには生きることさえも放棄しようと考えたのです・・・ ですが、そんな私の境遇を哀れと思ったのか・・・ 司教様が救いの手を差し伸べてくださったのです。 |
司祭様「ジョアンナよ、祈りなさい・・・」 司祭様「大いなる神の御心を知らんと欲すれば、自ずと救いはもたらされよう・・・」 司祭様「自ずと・・・な、クク、クククク・・・」 |
ジョアンナ「あぁ・・・司祭様♪心が洗われるようです♪(うっとり)」 そして、私は大いなる神に仕える修道女となり・・・ こうしてここで毎日祈りを捧げています。 もう二度とあんな怖い目には会いたくない・・・ ここでこのまま静かに、あの男の影に怯えることもなく、 神と司祭様に仕えていることができれば・・・それで・・・ |
それで・・・ ・・・・・・・・・っ?! |
アリアン「なぁなぁ、ちょっと道教えてもらってもええ?」 こ、この顔・・・この声・・・ ま、間違いない・・・あ、あの男に瓜ふたつだわ?!(焦) アリアン「えっとな?見張り塔ってどこにあるか知らん?」 って、しっかりしなさいジョアンナ! あの男がここに居るわけないじゃない! だいたいどこをどう見たって子供だし!! ば、馬鹿ね私って・・・(安堵) アリアン「ちょっと約束あって行かなアカンねんけど、道分からんくて困ってんねん・・・」 ・・・ハッ?! ひょ、ひょっとしてあの男の息子?! お、親子二代に渡ってこの私の命を執拗に付け狙うつもりなのねっ?! アリアン「・・・そんでな?どっち行ったらええのん?西?東?」 い、イヤァァァーーーっ!!助けて司祭様!! 私、まだ死にたくない!!!(号泣) アリアン「聞けやゴラァ!!(怒)」 そして・・・ ----------西ロンフォール北西見張り塔---------- |
↑遅い・・・ そう、今日この場所にあの男がやってくる…サーバの壁を越えて… |
↑・・・にしても、遅すぎる・・・ いったいアリアンはこの見張り塔で誰を待っているのだろうか?! 運命は、もうすでにそこまで・・・ つづく |
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