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Ⅹ：夏の夜の悪夢
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。

セルビナ･･･

かつて、幾百もの偉大なる海の男達が、この地より旅立って行った･･･
ある者は、そのまま帰らぬ人となり、
またある者は、巨万の富を手に入れ、見事に凱旋を果たした。

見果てぬ夢と、栄光･･･そして挫折
人生のあらゆる理を許容する、夢見る都

ワイもこの地より、旅立とう
ひとつなぎの財宝を手に入れ、そして、世界に君臨する

偉大なる海の王となるために！

と、入港する船を眺めつつ、ひとり感慨に浸っていると･･･

何やら、すぐ真横からひしひしと感じる邪悪なプレッシャー
く･･･この気配はただ者ではない･･･
この世の者ならざるべき気配･･･
か、神か？！それもすこぶる邪悪な？！（汗）

と、意を決して横を見ると、そこに･･･

アリアン「んな？！き、貴様！！･･･モグさん？！（がびーん）」
黒き死神「あ、ホントだ･･･モグさんだね」

と、横を見るといつの間に現れたのか･･･そこには、一匹のタルがいた
そう、各地に出没する神出鬼没な猫っかぶりタル
その名はモグさん

モグサン「って、オイ！！気安いぞ！！（怒）」

黒き死神「･･･ん？何を怒ってるんだ、モグさん？」
アリアン「･･･いきなり出てきて逆ギレか？大人げないぞ、モグさん？」

モグサン「だから･･･呼び捨てにすんなっつってんだ！！（怒）」

アリアン「ちゃんと敬称付けて呼んどるやろ！変な言いがかりつけんなや！モグさん！」
モグサン「呼び捨てしてんだろぉが！このチビが！！（激怒）」
アリアン「んだとゴラァ！！やるんか！！簀巻きにして南港に沈めっぞ？（ぶちっ）」

飛び散る火花

通りすがりタル「や、やめてよ！僕のために争わないで！（おろおろ）」

黒き死神「まぁ、落ち着け･･･とりあえず釣りでもしようじゃないか（にこり）」

モグさんの登場ですっかり自己紹介の機会を逸してしまった黒き死神である
※詳細は、→コチラ

と、言うわけで･･･いったん停戦
３人で釣り勝負をすることに！！

お？さっそくかかったようだ！

黒き死神「来たぞ！！これは･･･大物だな！！」

黒き死神「暗黒騎士一本釣りぃぃぃーーーーーっ！！」

ばっしゃぁ～～～～ん！！

モグ＆アリ「なんだとぉーーーーーーっ？！（ががん）」

モグさん「ま、負けるもんか！！僕だって！！」

と、意気込み勇んで･･･

･･･すっかり朝に

黒き死神「いやぁ、大漁だったねぇアリアン君♪（にこ）」
アリアン「せやな♪もー気持ちええほどに釣れまくったわ♪（にっこにこ）」

モグさん（･･･く、くそぉ、何故だ･･･何故なにも釣れない？！）
モグさん（日頃の行いはいいハズなのに･･･何でなんだ！！）

モグさん（みんなして僕を馬鹿にして！嫌いだ！！みんな嫌いだ！！）
モグさん（もう･･･こんな世界なんて･･･大っきらい！！（涙）

黒き死神「･･･馬鹿だなぁ」

黒き死神「･･･オレが居るだろ♪（がばぁ）」

モグさん「びゅー（略）君･･･」

以下､自主規制
･･･ガタガタ（震）ま、まさか･･･両刀？！（何ぃ噂に名高き黒き死神にはこんな趣味が？！

ハッ？！

ふと気付くと一面薄気味悪い霧に包まれた場所に･･･
ど、どこやここは？！さっきまで確かにセルビナに･･･（あせ）

黒き死神「いい加減なことを書くとどうなるか･･･言ったよな？」
黒き死神「･･･臨死体験、してみたくないか？（にっこり）」

アリアン「あ、あの世はいやぁぁーーーーーっ？！（涙）」

ヒュム戦士「ちょっと！アリアン君！！何ぼ～っとしてんの！！」

･･･ハッ？！
な、何なんだ？！･･･ゆ、夢だったのか？！（汗）

エル戦士「戦場では一瞬の油断が命取りだとあれほど教えただろう！」

アリアン「･･････ご、ごめんちゃい」
アリアン「って、ワイに指図するなぁーっ！！（怒）」

エル白「･･･いったいどうしたのです、アリアンさん･･･貴方らしくもない」
アリアン「す、すまん･･･ちょっと嫌な夢を見てたようや（汗）」

かくして、偉大なる大魔術師アリアンついにレベルが１８に
セルビナに眠る力を手に入れるために･･･

残すもの･･･

『呪われたサレコウベ』のみ

果たして、彼は究極の力を手に入れることができるのか？！

つづく

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黒き死神「お前の魂は我が手にあること･･･ゆめゆめ忘れるな。」
黒き死神「･･･ふふ、ふふふふふ」

アリアン「ひ、ひいぃぃぃぃーーーっ？！；；」

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