Z:バストゥークへ
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


髭忍者が最期に残した謎のセリフ・・・

「レッツバスロマン」

そのセリフを聞いたアリアンは、
その昔耳にしたある言葉を、思い出さずにはいられなかった。

そう、あの時・・・あいつはあんなことを言ってたっけ・・・

PT解散時の風景だったり

髭忍者「・・・バストゥークにはワシの愛した妻と娘が居た」
アリアン「飲んだくれて逃げられたんか?」
髭忍者「亜麻色の髪をした美しい人だった・・・」
髭忍者「娘も妻によく似た、聡明で明るいいい子だった・・・」

アリアン(・・・無視かよ)

髭忍者「・・・妻の両親はバストゥークでも屈指の建設企業だったが、ある時、」
髭忍者「河岸工事の入札でな・・・何かと黒い噂の絶えない土建屋と対立して・・・」
髭忍者「その一週間後・・・事故に遭って皆死んでしまったのさ・・・」

アリアン(・・・なんか、どっかで聞いたことのある話やな)

髭忍者「だが、ワシはそれが事故だなんて思っちゃいない!」
髭忍者「殺されたんだ!奴らにな!!悪徳大臣とつるんだ土建屋の手先に!」
髭忍者「ワシは・・・守ってやれなかった・・・何があっても守ってやると約束したのに・・・」


髭忍者「あの日、パチスロになんか行ってなければ・・・(涙)」


PTメン「パチスロかよ!!」

いざ行かん!

と、そんなこんなで・・・

髭忍者を最愛の妻と子の眠るバストゥークへ連れて行ってやろうと、
一路バストゥークへ向かうことに!

旅の道連れは、ナル白改め、エル白魔道士ジグ君である。

ジグ「行きましょう、バストゥークへ!!」

NMでか羊?!

懐かしきかなバストゥーク
ここコンシュタット高原を抜けて突き進め、ば・・・
って、うぁ?!

アリアン「でか羊や!!!やってまえジグ君!!(うずうず)」
ジグ「無茶言わないで下さい・・・あれはレベル60でも返り討ちにあいますよ(汗)」
アリアン「た、確かに・・・計り知れねぇ強さやな・・・(滝汗)」

テレポ石げっと!

思いがけずNMでか羊に出会ってしまった2人・・・
難を逃れるため、一時デム岩に避難することに。

と、緊張の糸が切れたせいであろうか・・・
突如ジグ君が、自らの秘められた過去を語り出した。

ジグ「・・・みんなには黙っていましたが、実は私・・・」





以下割愛


ジグ「こ、ここからがいい話なのに・・・うぅ(涙)」

だっしゅ!

要約すると・・・

実はジグ君、今月でこの世界から去ってしまうらしい
一期一会とはよく言ったものだが・・・
しかし、出会ったその日に別れが訪れるとは、何とも哀し過ぎる(ほろり)

ジグ「・・・もう少し早く、貴方と出会えていたならと思うと・・・」
アリアン「せやな・・・そしたらいっぱいミスラのフレンドとか紹介してもろたのに(涙)」
ジグ(・・・・・・み、ミスラ目当てですか?!w;)

股の下からコンニチハ

まるで10年来の友人であったかのように、語り合いながら道を急ぐ2人
コンシュタットを抜け、バストゥーク領グスタベルグへと到達!

滝!

タッタッタ!

懐かしき北グスタの滝を眺めつつ、ひたすらダッシュ!

月に向かって〜

そして、南グスタ到達!

長かった旅の終着点が近づいて来るにつれ、
アリアンの胸に去来する言い知れぬ寂寥感
今日出会ったばかりとは言え、共に戦った仲間であることに違いはない。
もう二度と会えない・・・分かっているのだ、引き止めてはならない、と
だがしかし・・・分かっていても、自分自身の心に嘘はつけない!!

言わなければ!!
ここで言わなければ、もう二度と機会はない・・・

思い悩んだ末に、ついに・・・
決意と共に言ったのである!


アリアン「餞別くれや!」
ジグ「な、何ですってーーーっ?!」

しょ、しょうがないですねぇ・・・

アリアン「あれくれ!!アレ!!ほら?蒼いの出しとったやん?」
ジグ「・・・まったく、しょうがないですねぇ・・・」

はぁっ!

ジグ「・・・さぁ!受け取りなさいアリアン!」
ジグ「これが、私が貴方にしてあげられる最後の、、餞別です!」

ぽんっ

ぽんっ!!

蒼き獣「やぁ、アリアン君♪また会えたね♪(にこり)」
蒼き獣「今日からは君が僕の御主人様だよ。よろしくね♪」


・・・・・・・・・・・・。


アリアン「・・・んあぁ?これだけか?まだ何か隠しとんちゃうんかぁ?」
アリアン「もったいぶらずに出しとかんと、ろくな目にあえへんぞ?」
ジグ「・・・ヤクザですか、貴方(汗)」
ジグ「うぅ、分かりましたよぅ・・・出しますよぅ・・・(涙)」

風エレげっつ!

こうして、召喚術士ジグから、召喚獣を譲り受け、
ついに・・・ついに、召喚士へのジョブチェンジが可能となったのだ!
※無理です。

さらば!

ジグ「さようなら・・・貴方に出会えてよかった(涙)」
アリアン「あぁ・・・ワイも、召喚獣手に入ったんでウハウハや(ほろり)」
ジグ(・・・け、結局それですか?!w;)

さよならは必要ない。
別に死に別れるわけでもないのだから・・・

それぞれの想いを胸に、別々の道を歩み始める2人。
そして、髭忍者の怨念を静めるために・・・

つづく

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