W:女神様ご乱心?
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


サポートジョブの力を手に入れて間もないアリアン
しかし、いかな世紀の天才と言えども、力を使いこなすにはいささかの時を必要とした。
そう、彼の天才たる所以は、その才能に奢ることなく・・・
常に向上心を失わず、寸暇を惜しまず努力するところであろうか。

ま、5分もやりゃじゅーぶんやけどなー
と、サルタバルタの大地を余裕綽々に闊歩していた時のことだった。

オホホホホ!

謎の女「オホホホホ!そんなに余裕ぶっこいてていいのかしら?」
謎の女「アタシの手助けは必要なくって?」

突如、岩山の上から響き渡る高笑い

アリアン「ぬ?!そぉいうお前は何やつ?!名を名乗れ!!」
謎の女「うふふ、そぉいうお前は何やつ?と聞っかれたら〜♪」

謎の女「答えてあげるが世の情!世界の破壊を防ぐため!」
謎の女「世界の平和を守るため!愛と!真実の悪を貫く!らぶり〜ちゃ〜」
アリアン「オッス!フレイラ!久しぶり!!」


フレイラ「・・・うにゅぅ・・・マスターひどいにょ(涙)」

そう、世界征服の野望のためにアリアンが召喚した究極の破壊神フレイラであった。

頑張るのだ!

フレイラ「マスターの御ため、このフレイラ・・・異界より参上いたしましたわ♪」
アリアン「呼んでへんのに・・・ワイの修行のために来てくれるやなんて・・・(感涙)」

フレイラ「うん!だってすっごい暇だったもん!」
アリアン「って暇やからかいっ!!(ツッコミ)」

かくして、固い絆に結ばれた召喚主とその使い魔の・・・二人三脚の修行が幕を開ける。

絹糸っ!!

アリアン「お?!イモムシやイモムシ!!やってまえ!!」
フレイラ「YES!マスター!」

アリアン「言うとくけど、絹糸出たらワイのもんやぞ?って、言うまでもないか^^」
フレイラ「何でーーっ?!ボクが貰う!欲しい物いっぱいあるもん!」

アリアン「んだとゴラァ?!普通は主人に譲るモンやろが!!何言うとんねん!(怒)」
フレイラ「やだよ!手伝い賃貰わなくちゃこっちだって生活かかってるもん!!」
アリアン「ウソつけーっ!どこの神さんがギル欲しがんねん!無茶苦茶言うなぁ!」
フレイラ「何だっていいにょ!絹糸はボクんだから!寄越しなさーーっい!!」
アリアン「あ!コラ!!横取りすんなや!寄越せ!お前なんか土クリで十分じゃ!」

・・・

アリアン「・・・・・・。」
フレイラ「・・・・・・。」

よーし、よく聞け・・・

アリアン「よーし、よく聞け・・・クソ破壊神・・・(怒)」
フレイラ「いったぁ〜〜〜い!ゲンコでぶった!ぶったぁ!!(涙)」

ほんとに神として、いや、大魔術師の使い魔としての自覚があるのだろうか・・・
まったくもって実に疑わしい・・・
というか、これではそこらに居るただの我が侭娘と変わらないではないか(溜息)

フレイラ「うにゅぅ・・・分かったよぅ、修行でしょ?修行の手伝いすればいいんでしょ?」
フレイラ「ボクに任せててよ!一瞬ですっごいパワーアップさせてあげるから♪」

と、思いきやそこはそれ・・・やはり曲がりなりにもいっぱしの神であるようだ。
一瞬でパワーアップとは・・・ククク、そんな楽して強くなれるならさっさとやれっちゅうに!

いくよ〜

フレイラ「んじゃ儀式始めるから前に立っててね〜〜♪」
アリアン「お、おう!(どきどき)」

ぴっかーー

フレイラ「いっくよ〜〜〜!」

女神フレイラの手から光が溢れ・・・

ぴかぁぁぁぁーーーー☆

ぴっかぁぁぁぁーーーーーっん☆

アリアン「お、おおぉぉぉぉぉぉぉーーーっ!!!」

迸る光の奔流に包まれるアリアン
不思議と体の奥底から力が湧いて・・・湧いて??



フレイラ「やった♪裁縫スキル0.3上がったにょん♪(嬉々)」

・・・いいか、よく聞け

アリアン「・・・うーっし、よく聞け・・・クソ破壊神(怒怒)」
フレイラ「うえぇ〜〜ん!またぶったぁ・・・グリコでぶったぁ!(号泣)」

アリアン「ワイは修行がしたいんや・・・冗談もたいがいにしとかんと殴るぞ?」
フレイラ「・・・もう殴ったもん!酷いもん!!女の子殴るなんてさいって〜!!(涙)」
アリアン「う、うっさい・・・つべこべ言わんと修行の手伝いせぇや!」

アリアン「次や!次行くで!!」
フレイラ「・・・うにゅぅ(とぼとぼ)」

トカゲ!

サルタバルタやギデアスじゃ埒があかない・・・
一気にパワーアップするためにも、ここは危険を顧みずに一挙にメリファトへ!

フレイラ「あ!トカゲ!ねぇねぇマスタ〜(猫撫で声)」
アリアン「ん?何や?喋っとるヒマあったらお前も斬らんかい・・・」

フレイラ「ボク、双子石のピアスが欲しい♪ねぇねぇ、プレゼントしてよぉ♪」
アリアン「アホか!何でワイがお前にプレゼントなんかせなアカンねん!」
フレイラ「ぶーぶー!ケチ!ケチマスター!!そんなんじゃ女の子にモテないもん!」
アリアン「余計なお世話じゃ!!ケチで結構!!つか、落としたらもちワイのもんじゃ!」
フレイラ「どケチーっ!何よ何よ!年増女にヤグ数珠貢いでばっかいるくせに!」
アリアン「って誰がどチビじゃゴラァ!!つかワイのミーゴおねーさまを年増言うな!!」
フレイラ「えぇ〜、あんなの年増じゃ〜ん・・・だってミスラの族長と同い年って言うし〜」
アリアン「お前みたいな小娘にはない魅力があるんじゃーっ!(激怒)」

アリアン「つか、つべこべ言うとる暇あったらケアr・・・」

・・・

アリアン「・・・・・・。」
フレイラ「・・・・・・。」

・・・

フレイラ「地面がヒヤっとして気持ちいいニャ〜〜〜(汗)」
アリアン「・・・・・・・・・・・・言いたいことはそれだけか?(ゴゴゴゴ)」

満月の夜にミスラと添い寝事件

説教すること小一時間・・・
そろそろ、天からお迎えが来るのか・・・と、思っていると

救い主現わる?!

フレイラ「友達の光の神様なの♪生き返らせてくれるんだって♪」
アリアン「な、何とぉーーーーーっ?!(感涙)」

うぅ・・・世の中にはええ人(神?)も居るもんです・・・
しかしこの光の神様・・・神のくせにチョコボに乗ってやって来たのはご愛敬・・・なのか?

光の神「・・・すみません、ちょっと渋滞に巻き込まれちゃって・・・遅くなっちゃいました(汗)」
光の神「ささ、生き返って下さい〜〜♪」
アリアン「・・・何か色々とツッコミたいことはあるが・・・とりあえず、ふっかぁ〜〜つ!!」

紳士たる者、いかなる時も礼儀を忘れてはならない・・・
遠方よりはるばるレイズをするためにやって来てくれた光の神に一言礼を言おうと・・・・・・

ぴっかーーーっ

アリアン「うっぎゃぁぁぁぁーーーーっ!!眩しいわっ!こっち向くなやハゲ!!」



光の神「おっと、これは気付きませんで・・・すぐ光っちゃうんですよね」
光の神「何たって、光の神ですから♪(にこり)」

フレイラ(さすがマスター・・・すっごい失礼)

休憩〜

アリアン「・・・・・・ふぅ」
フレイラ「マスターお疲れにょん?」

まったく・・・さくっと修行してばば〜ん!とパワーアップの予定が・・・
何をどう間違ったらこのような体たらくに(とほほ)
だがまぁ、ここで愚痴っていても仕方がない・・・

アリアン「おっしゃ!次行くで!次!!」
フレイラ「はいにゃ、ますた〜♪」

トンボ!

フレイラ「ねぇねぇますたぁ〜」


アリアン「・・・今度は何や?(ギヌロ)」
フレイラ「ボク、ゴゼビ草欲しいんだけど・・・貰ってもい〜い?(おず)」

トンボのドロップアイテムといえばゴゼビの野草
ゴゼビの野草といえば、チョコボクエ・・・
なるほど・・・チョコボクエが受けたいんか
ほんならしゃーないなぁ・・・



・・・って


アリアン「神さんのくせにチョコボなんかで移動すんなっ!!」
フレイラ「えぇ〜だって!だって!みんな乗ってるもん!ボクも乗りた〜い!」

いじいじ

フレイラ「だって・・・クラスでチョコボ持ってないのボクだけなんだもん・・・(涙)」
アリアン「お前も神の端くれなら移動くらいぱぱっと瞬間移動・・・・・・」

アリアン「・・・って、クラスって何?!クラスって?!(がびーん)」

フレイラ「神様がチョコボ乗ったらダメって法律ないもん!!」
アリアン「いや、そらないやろけど・・・格好っちゅうもんがやな・・・」
フレイラ「いいもんいいもん!もう頼まないもん!」
フレイラ「神様がチョコボ乗ったらダメって言うのなら、ボク神様やめる!」

アリアン「・・・んな簡単にやめれるもんかいな(汗)」
フレイラ「やめるったらやめるーーーっ!!」


フレイラ「マスターのあほーーーーっ!!」

・・・ぱたっ

アリアン「・・・・・・って、オイ」


フレイラ「このまま天に召されて・・・ミスラに生まれ変わるニャン」
アリアン「生まれ変わるって・・・それは、まさしく・・・」



女神転生?!(がびーん)


フレイラ「・・・ぐ〜〜ぐぅ〜〜〜」
アリアン「寝てるだけかよっ!!(びしっ)」


まったく・・・こんなとんでもない女神を使い魔にしていたら
世界征服の野望など夢のまた夢の話である・・・
後悔することしきりのアリアンであった。


つづく

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