X:惨劇の予感
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


先日、一通の差出人不明の手紙がアリアンの元に届けられた。
それには、こう記されていた。


『-----拝啓、お袋様-----

(中略)

ゲルスバの奥地に・・・お前が元の姿に戻るための鍵が眠っている。』



アリアン「・・・そう言えば」

子供の姿になっていたのを、すっかり忘れていたアリアンである。
体が子供になってしまうことで、心と記憶までも子供に返ってしまうと云う・・・
恐るべきチャイルドバックシンドローム

くっ・・・このままではまずい、早く大人の姿に戻らなければ(汗)
と、かつて共に戦った勇者を召喚する。

よお!

アリアン「ゲルスバの奥に宝探しに行かへん?(にこり)」

ケロン「オークの宝?!もちろん行かせてもらうよ!v(オークラヴ!)」
セレス「ケロンさんが行くなら、僕もお供します^^」

そう、かつての戦友ケロンとさらにその戦友のセレスが、一行に加わったのだ!
この2人が居れば怖いものなど何もない!
かつて、ヴァナディールベストジーニスト賞にも何度となく入賞したあの頃に・・・
超絶美形としてモテにモテまくっていたあの大人の姿に戻ることができる!!(ばばん)

ケロン「・・・かなり妄想入ってるとこ悪いんだけど^^;」
セレス「大魔道士なんですよね?何でモンクなんですか?」

アリアン「ぎ、ぎくぅ!?」

こ、こいつら・・・

鋭すぎる!?

世紀の大魔道士として名を馳せたこのワイに、まさかあんなことがあったなんて・・・
く、口が裂けても言えない!!(焦)



そう、あれは・・・忘れもしない1時間前の出来事だった・・・

頼むわ〜

シグネットをかけてもらおうと、ウィンダス領事館へと出向いた時のことだ。

アリアン「なぁなぁ、これからちょっとゲルスバ行くねん。シグかけたってや♪」
ガード「私はウィンダスのコンクエストを司るガード・・・」


ガード「・・・とは、仮の姿」
アリアン「・・・は、はい?」

いつもと同じく、サクっとシグネットをかけてもらえると思いきや・・・
突然、意味不明なことを言い出したガード
何を言い出すんやコイツは・・・
と、不審に思うアリアンには構わず、ガードは言葉を続けた。

ガード「ふふふ、君は悩み事があるね?私には分かるんだよ・・・」
アリアン「へ?と、突然何を・・・べ、別に悩みなんかあれへんで?(汗)」
ガード「・・・ミスラにモテたいんでしょう?ふふふ」
アリアン「・・・・・・・・・・・・っ?!」

ミスラにモテる・・・
それは、アリアンの至高の使命とも言えることである。

な、何を?!

ガード「今のミスラ界のトレンディーは、知的な魔道士よりも・・・ワイルドなモンク!」
ガード「君もモンクになれば、ミスラ美女から熱い視線を向けられること請け合いさ!」

アリアン「・・・って、何を言い出すか思たら・・・アホくさ。ワイは世紀の大魔道士やで?」
アリアン「んな、殴るだけしか能のないモンクなんぞ、やってられるかい・・・」

ガード「安心して下さい!何を隠そう私は・・・実はダーマ神殿から派遣された神官!」
ガード「ワイルドな男に生まれ変わりたいと言う、貴方の願いを・・・」
ガード「今すぐにでも、私の力で叶えてあげましょう!」

アリアン「い、いや・・・ちょっと・・・人の話し聞けや?つか、ダーマ神殿てあぁた・・・(汗)」

ガード「さぁ!生まれ変わりなさい!!今こそ!!神秘の転職の力を!!」
アリアン「・・・って、ちょっと待てぇぇぇぇぇい!!!?(滝汗)」

キラキラキラーーー☆

眩い光とともに・・・

きらきら〜

ガード「どれすあ〜〜〜〜〜っぷ!!」

何ですとぉ!?

ガード「おめでとう!今日から君もワイルドなモンクさ!!(キラン☆)」


な、何ですとぉーーっ!?

パンパカパーン!

アリアン「・・・なんてことがあったなんて、口が裂けても言われへん」

セレス(・・・そんなことがあったんですね)
ケロン(あったんだねv)

と、突如あたりに響き渡るファンファーレ!
派手な演出とともに、現れたのは・・・
そう、あの男だった。

・・・待たせたな

ムラッチ「貴方達3人じゃ危険です。僕もお供しますよ(にこり)」

アリアン「あ、貴方はムラマサさん!!」
ムラッチ「・・・ムラッチです。勝手に本名を作らないで下さい(苦笑)」

わらわら

こうして、正義を愛する3人のタルがゲルスバ探検隊へと加わった。
が、しかし・・・この感じは・・・むむ
あと1人呼び出せそうな予感?!

直感の赴くまま、そこらに居たタル達を集めて召喚の儀式が行われた・・・

「驚き桃の木でふふの木!ブリキにでふでふ洗濯機!!」
「・・・やっと出たでふやっと出た!目覚めよ!お寝坊タル!」

でふ!

プルルン「おはタル〜♪」

深い眠りについていたところを、なかば無理矢理起こしてプルルン姫召喚!

と、何故だろう・・・初めて会ったハズなのに・・・この既視感・・・

アリアン「・・・き、君は・・・まさか、あ、あの時の!!」
プルルン「・・・・・・・・・でふ?!」

うふふ

ぷるるん仮面「うふふ・・・貴方の大切なものを頂きに参上!ぷるるん仮面!」
アリアン「で、出たな?!怪盗ぷるるん仮面?!出会え出会え!賊を引っ捕らえよ!!」
ぷるるん仮面「甘いわね、警部さん・・・そんなんじゃアタシは捕まえられなくってでふよ?」

※冒険日記第99話「奪われたダイヤを取り返せ!〜謎のガングロ美少女怪盗ぷるるん仮面登場!?〜」参照

・・・あら

エルお姉さん「・・・そんな回あったかしら(悩)」

と、通行人のエルお姉さんに軽くツッコミを入れられつつ・・・
向かうはゲルスバスパーガーデン!!

・・・ククク

アリアン(ククク・・・この奥に、元の姿に戻る鍵が・・・)

・・・デフフ

プルルン(でふでふ・・・この奥に、究極の美肌水が・・・)

・・・ふふふv

ケロン(ふふふ・・・この奥に、ラブリーオークがv)

クククク

それぞれの想いを胸に・・・
5匹のタルが目指す先には・・・果たして何が?!

つづく

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