Y:惨劇の幕開け
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


各々の野望を胸に、ついに辿り着いたゲルスバ砦
しかし、さすがにオークの前線基地だけあって警備も厳しい
策もなく奥へ突き進めば、死傷者が出ること必至であろう・・・

うし!

ケロン「よし!作戦会議を開こうv」

勇者ケロンの一声で、急遽作戦会議を開くことに。
安全な場所を見つけてキャンプするタル5匹

キャンプだ!

焚き火を囲んで今後の作戦を練る面々
一歩間違えば死を招きかねないだけに、みな真剣そのものである。

焚き火の炎よりもさらに熱く燃え盛る討論が行われたのは言うまでもない・・・

でふ!

プルルン「でふ!プルのお団子髪を甘く見てもらったら困るでふ!」
プルルン「これだけは言わせてもらうでふけど・・・」
プルルン「貴方たちから見て、右がオスで左がメスでふ!」

・・・

セレス(それ・・・意味わかんにゃい・・・ん〜むにゃむにゃ)

突撃!

そして、半日に及ぶ長き討論の末、アリアンにより作戦が決定される。
その名も・・・

とりあえず特攻!

ケロン(・・・うわっテキトーだ!)
ムラッチ(作戦会議の意味ないですね・・・)

ゴー!

5匹のタルの心が一つになれば・・・襲い来るオークなど敵ではない!!

アリアン「ゲハハ!相手にならんわ!!行くで!」
ケロン「おーー!!」


オーク・ド・アッシー「…お、おい…」
プルルン「なんでふか?」
オーク・ド・アッシー「ア…アリアンに気をつけろ…あいつは実は…」
オーク・ド・アッシー「サザエさんじゃんけんに負けた事がないんだ…パタ。」
プルルン「でふ!!??」
アリアン「ん?」
プルルン「な、なんでもないでふ…」
アリアン「よっしゃ、いくで!」

まてやおまいら!

オーク・ド・サンピン「ゴラァ!ここはガキの遊び場やないど!散った散った!」

プルルン「やっておしまい!!」

一同『あらほいさっさ〜〜〜!!』

・・・あらほい^^;

ケロン(・・・何で僕らが命令されてるんだろ^^;)
セレス(あまり深く考えない方がいいと思う・・・)

こら!

オーク・ド・オバン「こらっ!貴方たち!勝手に人の家に上がっちゃだめでしょ!(めっ)」

アリアン「うっさい、オバハン!ワイらに命令すんなっ!!」
ムラッチ「あまり手荒なことはしたくありません・・・大人しく出すもん出して下さい;」

オーク・ド・オバン「・・・目を、目を覚まして・・・ボウヤ達・・・このままだと・・・闇に・・・」
アリアン「げはは!げははは!殺せ!そして奪え!げはは!げぁ〜はっはっは!!」
セレス「・・・僕らには、こうするしか・・・生きる道がないんです;;」
オーク・ド・オバン「不憫・・・何て不憫なボウヤ達・・・もう・・・手後れ・・・なの、ね・・・ガクッ」

よくも!

ウィンダスのスラム街で育った5人のタルタル
こうするしか生きて行く術がないのだ・・・
少年強盗団の進撃は続く

オーク・ド・ダーリン「よ、よくも・・・よくもおでのハニーを!!許さないど!おまいら!」
アリアン「げはは!安心せぇや!すぐにハニーんとこに送ったる!!」

ムラッチ「ごめんなさい・・・殺すつもりじゃ・・・;;」
オーク・ド・ハニー「・・・いい、のよ・・・誰にでも・・・過ちは・・・ある、もの・・・」
オーク・ド・ハニー「今なら、まだ・・・間にあう・・・目を、覚まして・・・ボウ、ヤ・・・パタッ」
ケロン「マチルダさぁ〜〜〜〜〜〜ん!!(涙)」

・・・でふふw

プルルン(全てはプルが永遠の美を手に入れるため・・・)
プルルン(でふでふ・・・大人しく死んどくでふ!)

問答無用でオークどもを薙ぎ倒しつつ進み続ける少年強盗団
もはや、何者にも彼等の悪行三昧を止めることはできないのか?!


と、その時!




カチッ


セレス「・・・ん?今・・・何か踏んだような・・・??」

どっがぁぁぁぁん!!

ズッガァァァァァーーーーーーーッン!!


アリアン「の、のわぁぁぁぁーーっ?!な、ななな、何や?!何やぁ?!」
ムラッチ「せ、セレスさぁ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!」
ケロン「じ、地雷?!」
プルルン「でふ??!!」

死ね!小僧ども!

オーク・ド・ボンバー「ガハハ!かかったな小僧ども!!」
オーク・ド・ボンバー「キサマ等が来ることなどとうにお見通しよ!」

ケロン「何だって?!謀ったな!!!」
ムラッチ「くっ・・・こんなことでセレスさんが・・・おのれ!」
アリアン「ふぅ、あぶな・・・一歩間違えたらワイが踏んどるとこやった・・・」
アリアン(許さへんぞ!大切な仲間を!!セレスはんの仇ぃーーーーーっ!!)
プルルン「本音と建前が逆になってるでふ・・・(汗)」

・・・追悼の花火を

戦力を1人欠いた状態で、からくも敵を撃破した4タル・・・
しかし・・・失ったものは、あまりにも大きかった・・・

ムラッチ「セレスさんが死んだなんて・・・僕には信じられない・・・」
プルルン「でふ・・・でふでふ・・・あんなに優しかったセレスさんが・・・」
アリアン「ワイは・・・ワイは、また目の前で仲間を・・・どうして・・・いつも・・・」

意気消沈する面々・・・
しかし、いつまでも沈み込んでいたところで、死んだ者は生き返らない

ケロン「みんな・・・泣いていたって始まらない!!彼の死を・・・無駄にしちゃいけない」
ケロン「あの日、みんなで誓っただろう?!たとえ僕らの誰かが欠けようとも・・・」
ケロン「決して泣かない・・・その屍を超えてでも生きていこう!って」

・・・安らかに

勇者ケロンの言葉に悲しみの淵から舞い戻る3タル
そう・・・悲しんでいたって始まらない・・・
それに、ここはもう・・・敵地の只中なのだ。

アリアン「彼の分まで生きて・・・必ずオークの宝を!!」
ケロン「うん・・・そして、今は祈ろう・・・彼の魂に安寧あらんことを・・・」

友の死を心に刻み、しかし決して振り返ることなく前へ進むことを決意した4タル

しかし・・・

惨劇は・・・まだ、ほんの序章に過ぎないことに・・・
この時、誰ひとりとして気付いてはいなかった・・・

つづく

このホームページに記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の登録商標、もしくは商標です。
Copyright (C) 2002 SQUARE CO.,LTD. All Rights Reserved.
BACK < DIARY > NEXT

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送