第56話:魔晶石を奪え−in ダボイ−
※曖昧な記憶を元に書いているため、若干事実と異なる部分もあることをご了承下さい。


バストゥークで公務員として働いていた姉が失踪してから、はや2年が経とうとしています。

とても、優しい姉でした・・・

近所でも仲良し姉妹として有名だった、私と姉。

当時、高校受験を控えていた私に、姉は手取り足取り勉強を教えてくれたっけ・・・。 休日には2人でお洋服を買いにお出かけしたり、美味しいって噂のパスタを食べに行ったり。

私たち姉妹はいつも一緒に居ました。

そんな姉が、2年前

「・・・見てはいけないものを見てしまったの!ど、どうしよう・・・私、消されちゃう!!いやぁぁぁ!死にたくな・・・」

ガチャン・・・ツーツーツー・・・・・・

と、取り乱した声で電話をしてきたのを最後に、それっきり消息を絶ってしまったのです。

よく似てるって言われるわ

私の名前はジョセフィーヌ=ビビリアンスキー(16)

そう、失踪した姉ジョアンナの妹です。
姉の失踪には不審な点が多すぎる・・・そう思った私は、姉の働いていた大統領府にバイトとして潜入することに成功しました。 きっと、何か手がかりがあるはずです。

・・・秘密を暴いてみせるわ

失踪当初、私は大統領府を訪ね、姉の上司でもあった大臣に姉の行方について直接尋ねたことがあります。 しかし、あの小太りで醜悪な男は私にこう言ったのです。

大臣「君の姉は普段から無断欠勤が多く、勤務態度も悪かった。職場においても、他の同僚との噂に絶えぬ破廉恥な女だ。 あらかたどこぞに男でも作って、そいつのところに行ったのだろう。まったく、公務員だからおいそれクビにも出来ず困ってたところだ。 失踪してくれて実に助かったよ。ガッハッハ!」

そんなハズはありません。引きこもり気味で極端に潔癖症で無口な姉に男なんかできるはずありません。 ましてや、私だってまだ彼氏が居ないのに姉になんか・・・と、それはともかくとして、私の直感が大臣が怪しいと告げていました。 悪事を働いてる現場を目撃した姉は、口封じのために殺されたと見るべきです。

許さない!

殺された姉の仇をうつため、大臣の悪事を暴いてやろうと心に決めたのです。
それから、私の大臣素行調査が始まりました。

来る日も来る日も大臣の執務室に聞き耳を立てる日々が続き・・・数週間が経ったでしょうか。それは、どんよりと曇ったある日のこと。怪しげな男が執務室に入って行くのを目撃したのです。

きっと悪事の算段に違いない。そう感じた私は、意を決して少し扉を開け・・・中を覗いてみたのです。

ついに現場を抑えたわ!

中には、大臣と見知らぬガキが向かい合って話していました。 大臣も悪人面ですが、対するガキも負けず劣らず目付きが悪い・・・と言うか笑い方が悪党です。

間違いない!ついに、私は決定的な瞬間を抑えることができたかも?
と、少し胸をときめかせて聞き耳を立ててみました・・・

んっふっふ

大臣「ククク、それは本当かね?」
「…ええ、間違いなく、本当の話でございます閣下」
大臣「獣人どもがその本拠地に…ククク、まゆ唾ではなかろうな?」
「滅相もございません…何せ、あのジュノ大公が目の色を変えて手に入れようとしているほどですから」
大臣「ほほぅ…ますますもって興味深いな。ジュノ大公が欲しがるほどの財宝か…」

ぐへへへ

大臣「それほどの財宝が我が手に入ったならば…ククク、次の選挙も当選確実よの…」
「…全ては閣下の御ために…魔晶石なる財宝、見事持ち帰ってみせましょうぞ…。その代わりと言っては何なのですが…」
大臣「分かっておるよ…次の河岸工事入札の件、お主に良い話となるよう取り計らおう…」
「…閣下もよく分かってらっしゃる…フフフ、今後ともひとつご贔屓のほどを…」
大臣「ククク、お主も悪よのぅ…」
「いえいえ、お大臣様こそ…」

大臣&男『ゲハハ!ゲァーーッハッハッハ!!』





そんな話があったかどうかはともかくとして…

入り口にて記念撮影

ダボイである。

ランク5ミッションのために一緒に来てくれたのは、
頼りになるナイトなKeron君とセクシーミスラGuarana君の2人。

何やら結界が張られている様子

楽オーク相手に高価な装備品を強奪してウハウハ言いつつ、
少し進むと、見るからに怪し気な場所に

ジュノでクァールの肉と交換に、何故か民家のガキから貰った
ダボイ村の紋章が光り出し・・・

結界内部

見事に進入成功!

内部は何やら古代遺跡な感じで、冒険心をくすぶってくれる。
お宝の香りがプンプンするのに任せ、奥へと突き進む3人がそこで目にしたものは…


ケロン「・・・って、ちょっと待った?!何か見覚えのある展開なんだけど?^^;」
ガラナ「立ち位置とかポーズとかやけに注文が多いと思ったら・・・そーいうことにゃのね;」
ケロン「楽オーク、高価な装備品なんかちっとも落とさないし・・・」
ガラナ「それ以前に、オーク倒してないにゃ!」

アリアン「え?何のこと?何言ってるの君たち?僕ワカンナイ〜〜(よそ見)」
※記念すべき冒険日記第1話・・・今と比べてあの頃は真面目に日記してたなぁと思う今日この頃(どこが?)。いつからこんなになってしまったのでしょう・・・

魔晶石

ついにお宝発見!!
こ、これが…あの伝説の財宝、わんぴー…(以下略)

とまぁ、こんなわけでダボイの魔晶石は3人で苦もなく入手。 このまま勢いに乗ってベドーの魔晶石もいただいてしまおうということになるが、 せっかくダボイまで来たのでナイトクエ3を終わらせてしまおうと一路、最奥部にある井戸を目指すことに

ガラナ「ベドー行かないのは、昔の日記と人数が合わないからイヤなだけにゃ。」
ケロン「しかも、もうオズトロヤ編終わってるしねv」
ガラナ「お手伝い頼んで来てもらったくせに予想外に人数増えちゃって、人数合わなくて構想丸潰れじゃん!とか、独りで不機嫌になってたのはそのせいだにゃ!!」

アリアン「・・・う、ぐ・・・そ、そんなこと・・・ないもん・・・(汗)」
※そうとも言う。

インビジなんかいらねーよ!

ぐだぐだと文句を言う同行者のおかげで、「昔の日記をそのままコピって更新を楽に済ませちゃおう♪」計画頓挫。

ケロン「楽しようとしちゃダメだよ〜〜^^」
ガラナ「紅一点の見事なインビジして欲しいにゃ?にゃにゃ??^^」

アリアン「うるせぇ!いらねぇよ!!(逆ギレ)」

ぷんぷん!

と、そんなわけで一路井戸へと向かう一行。

アリアン「陸に上がってもひたすらインビジを使わずに特攻!う〜〜む、インビジ使わない方が実に楽ちん!!」

死ねやゴラァ!!

そして、井戸に辿り着く一行。

そう、この井戸にはひとつの言い伝えがあった・・・。

その昔、ひとりのサンドリアの騎士がオークの軍勢に追われ、逃げ回るうちにこの井戸に辿り着いた。 逃げ場を失い追いつめられた騎士は、死にもの狂いで追手のオークを打ち倒すも・・・次から次へと湧いて出る新手のオークに、 傷つき、血を流し・・・それでも生還を信じて戦い続けたのです。

しかし・・・

ケロン「今更、無理に話作らなくてもいいよ〜v」
アリアン「・・・じゃぁ、お言葉に甘えて♪」
ガラナ「えぇっ?!騎士は?!その騎士はどうなったのにゃ?!」

アリアン「おっと、井戸の番人を倒さんとなっ!!」
ガラナ「続きっ!続きが気になるにゃぁぁぁぁ!!;;」

騎士クリげっつ!

激闘の末にスライムを打ち倒し、ついに騎士の魂をゲット!

ケロン「おめでと^^」
ガラナ「・・・・・・続きぃ;;」

師匠!!

ケロン「ふふふ、騎士道とは・・・」

そして、ヴァナ・ディール最強と謳われる騎士ケロンに、真のナイトとしての心得を乞う。 弱者を挫き、強きに巻かれ・・・その教えはアリアンの心に深く感銘を与えたのでした。心の奥底から沸き上がる力とともに、ついにEXジョブであるナイトの獲得に成功!

アリアン「・・・なんやけど、何故かジョブ欄のとこがナイトやなくて内藤って書いてるんやけど(汗)」
ケロン「だって、ナイトじゃないからねv」
アリアン「うはwwwwwwおkwwwwwwwww」

こうして、ひとつめの魔晶石騎士の魂を手に入れたアリアン
果たして、このまま順調に全ての魔晶石を入手できるのであろうか・・・


つづく

2003/11/24
偶然なのか?!SSの日付が前回のぴったり1年後?!

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